税理士試験の勉強法(簿記論編)
皆さんこんばんは!カイネです!
ブログの更新長期間してなくてすいません!
書く記事があまりなくて模索してました!
今は休職中なんで、毎日寝てるかゲームしてるかなんですよね(笑)
では、今日は税理士試験の開幕戦とも言える簿記論の勉強法を書いていきたいと思います!
なぜ税理士試験の開幕戦が簿記論なのかと言うと、他の科目は全て『理論』が試験に入ってくるのに対し、簿記論は基本的に『計算問題』のみ出題される事から、比較的受かりやすい科目とも言えます。
まず、簿記論の配点ですが一般的に3問構成になっており、第1問、第2問が25点、第3問が50点という配点となっています。
出題される範囲、形式は様々で毎年受験生を苦しめているのではないでしょうか?
私が受かった年も過去10年で最低の合格率と言われるほど難しい年でした。
さて、その簿記論の勉強法ですが、受験資格である日商簿記1級、全経簿記上級を受かっている人はその延長線上と捉えていただいて問題ないと思います。
ここから書く記事は上記の資格をある程度のレベルで解く事が出来ることを前提として書いていきます。
上記の資格は簿記論の基礎とも言えるものですので、まず勉強するにはそこから入るのが一番でしょう。
逆に言えば上記の資格を難しく感じるようでは簿記論はそれ以上に難しく感じると思います。
勉強法はまず、それぞれの取引に対する仕訳が出来るかどうかを確認します。
全ての問題でやらなくてはいけないのは、仕訳です。これの積み重ね等で解答を導いていく事となります。
そのためにはとにかく問題を解く、これにつきます。
私の勉強法はとにかく問題を解き、文章を見てすぐに仕訳が頭に浮かんでくるようにしました。
これが出来ないと解答を導くのが困難になってきます。
社会人の方は勉強する時間が限られているため、問題を解く時間がとれないと思いますので、通勤時間等に問題を見ながら頭の中で仕訳を作ってみるのをオススメします。
これだけでも実際効果はあると思います。
税理士試験は2時間という限られた時間でいかに早く正確に解くかが問われています。
正解を導き出す仕訳に作るのに時間がかかっていては、問題を解くのに時間がかかってしまい、結果として時間が足りずに試験が終わってしまいます。
また、過去問を解くのは私としては一長一短があると思います。
よく過去問をいっぱい解け!と言う人がいますが、私はメリットとデメリットがあると思います。
まず、メリットとしては本試験と同じような感覚で問題に触れる事が出来るので、時間の配分を考える事ができること。これは重要な項目だと思います。
他の科目でも言える事ですが、簿記論は特に時間が足りなくなる科目です。
過去問を解く際には時間を気にしながら解くようにしましょう。目標としては全ての問題を解くのに1時間半、解答を見直すのに残り30分と言うのを考えて解いてください。これで合格点以上とれていればかなりの確率で合格出来ると思います。
デメリットとしては過去問に出てくる問題は同じ形式で再び出てくる確率が低い事です。
同じような仕訳は出てくるかもしれませんが、全て同じということはかなり低い確率です。
理由としては、2年に一回問題の作成者が変わることが挙げられます。
問題の作成者が変われば出てくる問題が変わるのは当たり前です。過去問を記憶するのはあまり効果がありませんので、おすすめしません。
私が実際にやった勉強法は、とにかく色んな形式の問題を解くこと。各資格学校が出している問題集や本番を意識したプレ答練に参加したりしながら、どんな形式の問題が出てきても冷静に解ける準備をした事です。
以上あまり具体的な勉強法を書けませんでしたが、やはり問題量を解くのが一番だと思います。税理士試験に近道はありません。着実に実力をつけていってください。
また、問題の作成者は名前が発表されるため、その方がどの分野について得意なのか(著書を書いているとわかりやすいですね)を調べるのも一つの手です。
私が受けた年は外国為替について研究をしていた作成者だったので、外国為替の問題が大量に出ました。
このように、受ける側から作成側から見てみるのも良いかもしれません。
長々と見ていただきありがとうございました!
受験生の皆さんの検討を祈っております!税理士になったら同じ業界で共に働きましょう!
それでは皆さん、バイバイ!